キャンプ場の利益を上げる5つの方法

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経営分析

こんにちは、未来キャンプ研究所のくまです。

仕事をする上で、中小企業の廃業・倒産を見てきました。
だからこそ、経営状況をきちんと数字で把握する重要性を再認識できました。
あなたのキャンプ場はどのような状況でしょうか?

本記事では、わかりやすく利益を上げる方法を5つ挙げます。
経営状況に応じて、適切な方法を選択することが重要です。

 

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そもそも利益とは?利益を増やすには?

初歩的な確認ですが、利益とはなんでしょうか?

 

所長くま
所長くま

一言で説明するなら、「手元に残るお金」です。

キャンプ場を利用されることで、お金が入ってきます(収入、売上と言いますね)。
一方で、キャンプ場を維持するためにお金を使いますよね。(支出)
この差額が利益になります。

所長くま
所長くま

ざっくり、利益=収入ー収入 ってことですよね

このことから、利益を増やすために考えられる方策は大きく2つです。

1つ目は、収入を増やすことです。
売り上げを伸ばすことで、支出も増えますが、利益も確実に増えます。

2つ目は、支出を減らすことです。(収入は固定)
出ていくお金が減れば、手元に残るお金も多くなります。

利益を増やすための2方針
1. 収入を増やす
2. 支出を減らす

 

では、これらをするために考えられる5つの方法を説明します。

使用料を上げる

「1.収入を増やす」ために考えられる1つ目の手段です。

売上を分解すると、以下の数式になります。

1日の売上高 = 区画単価 × 区画数 × 稼働率

売上を上げると言っても、
区画単価を上げるのか?
区画数を増やすのか?
稼働率を上げるのか?
で、何をするのか変わってきます。

安易に利用料を上げようとは言いませんが、その利用料は適正でしょうか?
周辺のキャンプ場や同立地条件の全国キャンプ場の利用料を調査して、見直しを図るのもありかもしれません。

 

SNSを活用し、認知度・魅力を上げる

「1.収入を増やす」ためにつながる施策です。

SNSを利用し、認知度を上げる方法は、売上の数式における、”稼働率”を向上させるため、新規顧客を開拓することが目的になります。

HPを製作することや、キャンプ場予約専門サイトを活用することなども考えられますが、それらは一方通行な情報発信です。

今日、ユーザーは検索エンジンで調べるだけでなく、TwitterやInstaglamでも調べることが増えてきています。
それら媒体で認知され、興味を持ってもらえたら、”いいね”や”ブックマーク”などの形でリアクションされます。

所長くま
所長くま

リアクションGETした時点で、一方通行ではなくなりますね!

いきなり成果が出るほど、簡単ではありませんが、続けなければ現状は変わりません。
利用客層に改善の余地があれば、取り組んでみるのもありだと思います。

 

顧客満足度を上げる

これも「1.収入を増やす」ためにつながる施策です。

売上を増やすために、稼働率を上げればいいと前述しました。
稼働率向上、すなわち利用客数が増えることを意味します。
利用客数を大別すると、「初めて利用する」か「利用したことがある」に分けられます。

所長くま
所長くま

前者は、先ほど説明した通りです。

後者に注目します。
利用したことがある人がもう一回利用する、すなわちリピート率を上げると、自ずと売上が上がることに繋がりますね。

では、リピート率を上げるためにはどうしたらいいのでしょうか?

その答えの1つとして、顧客満足度を向上させることが考えられます。

なんとも数値化しづらい評価軸ですが、利用して頂いたお客様にアンケートを取るのもありかもしれません。
他にもエゴサーチをすることで、参考になる意見と出会うかもしれません。

「利用してもらい終わり」では、いずれ限界が来ます。

せっかくならば、「また行きたくなるキャンプ場」を目指しましょう。

支出を抑制する

ここから2つは「2.支出を減らす」ための施策です。

売上を伸ばし、利益を増やすことも大切ですが、経費削減でも利益を確保することはできます。

支出には、変動費と固定費があります。

変動費:利用される回数に応じて金額が変わる経費
固定費:売上に関係なく必ず計上される経費

具体的に固定費とは、固定資産税、光熱費などのことを指します。
税金はどうしようもないですが、例えば光熱費は、プランを見直すことで、固定費を下げることができますね。

他にも、

  • 労働時間を管理し、時間外労働を削減する
  • 燃費のいい社用車に乗り換える

など考えられます。

また、突発的な支出も未然に防ぐ策を打つことで減らすことができます。
過去の事例を振り返ってみるのもありかもしれませんね。

自分でできることを増やす

キャンプ場を維持するため、何かと外注する必要があると思います。

整地を行う、電気配線を行う、などです。
運営するために必要だとわかっていても、もったいないと言えばもったいない支出です。

それらの外注費、頻度がどれくらいかに依存しますが、自分でやった方が費用対効果が大きいのであれば、自分でやってしまいましょう。

やりたいことが明確であればあるほど、どうしたらいいかはインターネットでおおよそわかる時代です。

利益が増えるだけでなく、自分で扱える幅が広くなれば自己満足度も上がりますし、他人に教えることもできます。

せっかく運営しているのであれば、挑戦してみるのもありかもしれませんね。

所長くま
所長くま

何から手をつけたらいいかわからない場合は、ご相談ください!

最後に、一言だけ。
経営分析の数字の意味を理解し、因果関係を紐解くことで、次のアクションが見えてきます。
やみくもに行動するのではなく、的を絞って効果的な対策をしましょう!

短期的ではなく中長期的な利益が増えることで、結果的に顧客、周辺地域、自然環境をもよりよくすることができるはずです。

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