こんにちは、くまです!
ついに薪ストーブキャンプデビューをしてきました!
冬キャンプを想定し、標高1600 m級のキャンプ場へ行き、試してきたのです。
朝起きたら3℃でしたからね。。
外は寒かったのですが、テント内はものすごく温かく、冬キャンも楽しめるなと確信したのでした(笑)
そんな冬キャンを一足早く楽しんできた私ですが、心配なことが多く、
- テントを燃やさないか
- テント内だと一酸化炭素中毒になってしまうんじゃないか
- ファンや耐火シートは必要か
さらに、使用して感じた不満点もあり、
- 薪がストーブ内に入らないことが多い
- 煙突とテントの隙間から雨が入る
私が感じた心配事や不満ごとはみなさんも感じているはず・・!
そんな心配事を解消し、一人でも多く秋冬キャンプを楽しんでくれればなと思います!
使い方と言っても、火と薪を入れればいいってもんじゃないんです・・!
テント内使用厳禁
この製品は屋外用ストーブとして製作されていますので、屋内、テント内または換気の不十分な場所では絶対に使用しないでください。
tent-Mark DESIGNS ウッドストーブ取扱説明書より
屋外用として販売されている薪ストーブがほとんどです。
テント内にインストールを推奨する記事ではなく、
あくまで知識不足による事故を起こさないよう、記事を書かせて頂いております。
ご了承ください。
まずは耐火手袋
薪ストーブについて調べると、”手袋をして~”と書いてあります。
けがをしないように、とのことです。
理由はそれだけではなく、もう一つの理由を私は声を大にして言いたい・・
それは、素手で触った跡が煙突に残る、という理由です。
開封したては、クリスマスプレゼントではしゃぐ子どものように夢中で開けて組み立ててしまうもの(笑)
その前に、落ち着いて手袋をしましょう
煙突についた指紋は落ちないようで、これはかなりショックでした。
こんな人が減ればいいと思います(笑)
手袋ですが、高級な物じゃなくワークマンのものを使用してますが、満足してます!
一酸化炭素中毒
薪や炭が燃焼する際に有毒な一酸化炭素という気体が生じます。
自殺にも使用されるほど有毒なので、対策をする必要があります。
そこで、一酸化炭素を検出する警報機を購入しましょう!
ちなみに、使用中警報機に表示される一酸化炭素濃度をこまめにチェックしていたのですが、0以上表示されることはなかったです。
適度に換気していたのもあると思いますが、燃焼ガスが変に外に漏れることがなければ問題ないのかな?
と思いました。
が、油断したら死んでしまうので、ちゃんと対策しましょう!
下に耐火シートを敷くこと
これは、どの薪ストーブを使用するかに依存するかと思いますが、
基本的に耐火シートを用意しておいた方がいいと思います。
耐火シートは数千円で買えますが、これを買わずに火事になれば失う対価が大き過ぎるからです・・
私は、テンマクとwinnerwellがコラボしている薪ストーブを購入しましたが、
こいつは地面からの距離が40cm離れているため、グランドシートの上に置いて使用しても問題はなかったです。
(g-stoveは13cmだから間違いなく必要になるかと)
ただ、薪が長くはみ出ている状態で使用することもちょっとあり、薪がストーブから落ちることもありました。
そんな時は、
「耐火シートあってよかった・・!」
と実感しました。
また、写真(上)のとおり、薪をテント内で切断する際も、木くず受けとして使えました(笑)
※これ買いましたが、小さいので大きめがお勧めです。
追記(2020年11月4日)
”NEUTRAL OUTDOOR TCテント4.0”というテントを使用し、耐火シート無い状態でも大丈夫だったと記載しましたが、よく見たらグランドシートが熱で痛んでました。
したがって、耐火シートがなくても大丈夫だが、あった方がテントを傷めずに済みます。
そのために、薪ストーブを覆える、かつ薪を入れる入口付近に余裕のある耐火シートサイズを選ぶといいでしょう。
薪だけではすぐ火が消える
火の粉を気にせず静かに焚火を楽しめるのはいいです
実際に使用してわかったのですが、
薪だけだとすぐ火が消えてしまいます。
食器洗って、ちょっと散策してる間に風前の灯火になってしまい。
細かったり、短かったりする薪を使用してるのが原因なのですが、
そうじゃないと、ストーブのフタ閉まらなかったり、薪を切れなかったりするので。。
そこで、炭をちょっと入れておくといいです。
少し離れて、火が弱くなってしまっても、炭に火が移っていれば、そこからの立ち上がりは早いです。
前回のキャンプではかなり苦戦し、火吹き棒を何回使用したことか。。。
あくまでも、”ちょっと”です。
その他 MUST BUY アイテム
既に紹介した警報機や、耐火シートももちろん必要ですが、他にも合った方がいいであろうアイテムも紹介します!
ストーブファン
Amazonなんかでみていると、
”これを購入した人はこんなものも購入してます”
のリストにストーブファン入ってるんですよね。
役割としては、薪ストーブや煙突の熱をテント内に循環させるためです。
「どれくらい効果あるんだろう・・」
と思い、購入してみました・・・!
数字で比較はしてないのですが、使用した感想としては、
ファンの風から受ける温風が心地よく、風がない時よりも暖かくなっていると思います!
効果比較なんかは、サーキュレーターは効き目あるのか?みたいなサイトやテレビ番組なんかと同様の内容になると思うので、詳しくはそちらへ。。
温度計
薪ストーブをつけてどれくらいあったかくなったんだろう
というのを数値的に見ると効果を実感できるものです(笑)
室外も測定できるセンサー付きの温度計を購入し、
「こんなに寒暖差があるのか・・。」
と、体感するのも一つの楽しみ方かもしれません。
寒暖差=結露、夜露
を暗に意味しているので、湿度対策も必要だなと繋がってしまいますが。
この室外用センサーをキャンプ場に置き忘れることもありますので、お気をつけて。
のこぎり
薪が長いと、ストーブにすっぽり収まらず、
ふたを開けたままテント内で燃焼させることになります。
デビューした初日は、そのままやむを得ず使用したのですが、
翌日、鼻の中が真っ黒になってしまいました。
そこで、その日のうちに市街地のホームセンターでのこぎりを購入し、対策しました(笑)
”斧”もあった方がいいのですが、必要性で言えばのこぎりかなと考えてます。
薪ストーブ入口のフタが開いているかどうかは、テント内の環境に大きく影響を与えます
つまり、キャンプの快適度に関わる、ということなんじゃないかと!!
「まだ持ってないよー」という方は、購入されることをお勧めします。
※私は2泊3日のキャンプ中に購入したので、ホームセンターで購入しました。
雨が降ったときは対策が必要であること
最後は、まだ残る問題です。
どのテントにインするかで変わってくるとは思うのですが、
私が使用しているテントでは、雨が降った際の対策が必要です
(まぁひどい目に遭いました)
次回のテントでは、対策をし効果を確認したいと思います!!
追記
↓動画の8:14から雨対策を紹介してますので、よかったらご覧ください・・!
コメント
耐火性の素材なら煙突ガードの分だけ隙間があれば問題ないですよ。実際ガードの網のところに触ってもやけどしない程度だと思いますので、確認の上設置するのがいいと思います。制作は簡単なようにテープ付きのマジックテープで煙突の出る部分を耐火性のシートで制作し 隙間に蓋をするバージョンや煙突バージョンを作ればバリエーションが増えますね
>アウトドアの先輩さん
コメントありがとうございます!
アドバイス通り、煙突ガードの網の部分は触ってもやけどしない程度ですので、別段対策が必要というわけではなさそうです。
ポリコットン生地のテントのため、火の粉には強いのですが、耐火性がある、とまでは言えないですが、十分です!
煙突出る部分を耐火シートで製作するのは面白そうなので、アイディアとして頂きます^^